モジュールを利用するためには公開作業が必要になります。
モジュールの公開はバージョンごとに行う必要があり、公開には以下の2種類があります。
- テスト公開
指定したユーザーのみがモジュールを利用できます。
- ワークスペース全体に公開
指定したワークスペースの全メンバーがモジュールを利用できます。
ここでは公開手順について説明します。
Information
公開作業ができるユーザーはモジュール開発ワークスペース内の以下のユーザーのみです。
テスト公開/ワークスペース全体への公開が可能なユーザー
・モジュール作成者
・アカウント種別が[ワークスペースオーナー]または[ワークスペース管理者]のユーザー
テスト公開のみ可能なユーザー
・プロジェクト権限が[プロジェクトオーナー]または[エディター]のユーザー
プロジェクト権限やアカウント種別については「
モジュール開発ワークスペースのアカウント種別/プロジェクト権限と操作範囲」を参照してください。
公開方法
モジュール作成画面で[公開作業に進む]をクリックして、公開作業に進みます。
Information
バージョン一覧画面で
(①)をクリックして[テスト公開](②)または[公開](③)を選択しても公開作業に進むことができます。
表示された画面でモジュール情報(=モジュール名やテスト公開/ワークスペース全体に公開など)を設定します。
各設定項目については「モジュール情報画面」を参照してください。
[公開確認へ]をクリックします。
公開前の確認画面が表示されます。必要に応じて設定および内容を確認します。
①公開ボタン([ワークスペース全体に公開]/[テスト公開])
- :モジュール情報画面で[公開区分]を[ワークスペース全体に公開]にした場合に表示されます。クリックすると指定したワークスペース内の全メンバーにモジュールが公開されます。
- :モジュール情報画面で[公開区分]を[テスト公開]にした場合に表示されます。クリックするとモジュール作成者と指定したユーザーにのみモジュールが公開されます。
②[公開バージョン]
既存バージョンを元に作成したバージョンをワークスペース全体に公開する場合に表示されます。モジュールを初めて公開する場合この項目は表示されません。
a:[既存のバージョン(ver. 番号)を上書きして公開]
今のバージョンが更新され、新しく配置するモジュールだけではなく、シナリオに配置済みのモジュールも上書きで更新されます。
Important
シナリオに配置済みのモジュールも更新されるため、運用中のシナリオの動作に影響が出る場合があります。十分に注意して選択してください。
b:[最新バージョンとして公開]
新しいバージョンとして公開され、アクションリスト内のモジュールのバージョンが上がります。すでにシナリオに配置されているモジュールは自動ではバージョンが上がらないため、最新バージョンを使用したい場合は入れ替える必要があります。入れ替え方法については「最新バージョンのアクションに入れ替える」を参照してください。
③モジュール情報
モジュール情報画面に設定した内容が表示されます。
修正が必要な場合は、画面左下にある[←戻る]をクリックしてモジュール情報画面に戻ります。
④[公開コメント]
公開時の通知メールに載せたいコメントを入力できます。
- 公開ボタンをクリックします。
公開したバージョンの状態が更新されてバージョン一覧画面に戻ります。
公開されたモジュールはシナリオ作成画面のアクションリストに追加されます。
テスト公開の場合はが付いた状態で表示されます。
カテゴリーを指定していた場合は、カテゴリーにも表示されます。
※以下は「基本操作-ブラウザ」を指定した場合です。
モジュールが公開されると対象ユーザーにメールが通知されます。
Information
公開したモジュールは、モジュール開発ワークスペースのアクションリストには表示されません。通常のワークスペースのアクションリストにのみ表示されます。
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