ここではモジュールの戻り値を指定するモジュールの戻り値プロパティの設定方法について説明します。
モジュールには通常のアクションと同様に、シナリオで実行した結果の戻り値があり、他のアクション/モジュールから参照することができます。
デフォルトではモジュールの一番最後に配置したアクションがそのモジュールの戻り値に設定されますが、複数アクションを組み合わせたモジュールの場合、どのアクションの戻り値を使用するかをモジュールの戻り値プロパティで指定できます。
モジュールの戻り値として指定できるアクションは1つのみで、モジュールの戻り型は戻り値に指定したアクションと同じ型になり、アイコンでも確認することができます。
たとえば以下のようなモジュールを作成して[セルをコピー]アクションを戻り値に指定すると、[セルをコピー]アクションの戻り型と一致する他のアクション/モジュールのプロパティからモジュールを参照できるようになります。
ここでは以下のようなモジュールを例に、ブラウザを戻り値に指定する方法を説明します。