Coopelの参照機能とは、アクションを実行して得た結果を他のアクションが受け取ることができる機能です。
Coopelでは一般的なRPA製品にあるような難しい変数の定義は必要ありません。
代わりにCoopelでは、参照機能というものを使用してアクション同士を連携しながらシナリオを開発していきます。
Coopelの参照機能を使ってアクション同士を連携するためには、参照元と参照先のデータ形式(型)を一致させる必要があります。
Coopelではこの型のことを「戻り型」と呼び、アクションがどの戻り型なのかはアイコンで確認することができます。
確認方法など詳しくは、「戻り型の確認方法」を参照してください。
アクションを参照する際もボタンをクリックするだけで型が一致するアクションはハイライト表示になり、一致しない型のアクションはグレーアウト表示になります。
このように視覚的にも判別しやすいため、直感的かつ効率的にシナリオ開発ができます。
Coopelでは各アクションがどのような戻り型を持つか、参照として利用できるかはシナリオ作成画面やアクションプロパティから一目でわかります。
戻り型のアイコンは以下の①②③で確認できます。
① アクションリスト
② 配置済みアクション
③ アクションプロパティ
戻り型の種類について詳しくは、「Coopelの戻り型一覧」を参照してください。
プロパティによっては、以下のように複数のアイコンが表示されています。
アイコンを切り替えると、参照アイコンと一緒に入力方法も切り替わります。
たとえば[google driveに保存]アクションの場合、[対象ファイルを指定]では3種類のアイコンを選択できます。
設定したい内容や、参照先の戻り型に合わせてアイコンを選択します。
(ファイル型)
ファイルを指定するときは①を選択します。
②にファイル名までの絶対パスを指定するか、参照アイコン(③)でファイル型の結果を返すアクションを参照設定します。
(イメージ型)
画像を指定したいときは①を選択します。
参照アイコン(②)でイメージ型の結果を返すアクションを参照設定します。
(テキスト型)
ファイルのパスや文字列を指定するときは①を選択します。
②に直接内容を追加するか、参照アイコン(③)でテキスト型の結果を返すアクションを参照設定します。