通常アクションプロパティから他アクションの結果を参照する際には、同じ型同士でしか参照ができませんが、一部の戻り型については型が一致していなくても参照することができます。
ここでは異なる型同士でも参照できる組み合わせについて説明します。
リスト型の参照の場合、通常はリスト型の戻り値を参照設定してシナリオを作成していきますが、テキスト型の戻り値も参照できるようになっています。
リスト型の参照アイコン(①)からはテキスト型アクション(②)もハイライト表示されます。
リスト型の参照アイコンからテキスト型([日付の書式を変換する]の戻り値)を参照した場合の実行結果
※受け取ったテキストデータは、1つのリスト型([“xxxx”])として扱われます。
テキスト型の参照の場合、通常はテキスト型の戻り値を参照設定してシナリオを作成していきますが、リスト型の戻り値も一部参照できるようになっています。
テキスト型の参照アイコン(①)からはリスト型アクション(②)もハイライト表示されます。
テキスト型の参照アイコンからリスト型([セルをコピー]の戻り値)を参照した場合の実行結果
※受け取ったリスト型の戻り値のうち、先頭の値のみがテキスト型として扱われます。
ファイル型の参照の場合、通常はファイル型の戻り値を参照設定してシナリオを作成していきますが、ディクショナリ型の戻り値も一部参照できるようになっています。
ファイル型の参照アイコン(①)からはディクショナリ型アクション(②)もハイライト表示されます。
ファイル型の参照アイコンからディクショナリ型([zipファイルを解凍]の戻り値)を参照した場合の実行結果
※参照先の実行結果の一番上に表示されている結果をファイル型として受け取ります。