Coopelに作業を実行させるには、作業に必要な操作(=アクション)を記憶させたシナリオを作成する必要があります。
レッスン1ではブラウザを操作してWebページから情報を取得する方法を学んでいきます。
「事前準備」をしたらCoopelのヘルプセンターの検索欄にキーワードを入力してヒットした件数を取得するシナリオを作成してみましょう。
目次
まずは作業に必要なアクションを記憶させる新しいシナリオを作成しましょう。
ステップ
1
Coopelにログインすると最初に表示されるプロジェクトフォルダ画面で、[シナリオを作成](①)をクリックします。
※作成済みのシナリオがある場合はプロジェクトフォルダ画面に②や③が表示されています。
画面が切り替わり『シナリオ作成画面』が表示されます。
シナリオ作成画面の左側には、アクションが一覧で表示されます。
チュートリアル用のシナリオであることが分かるようにシナリオ名をクリックして「Coopelチュートリアル用シナリオ」に変更しておきましょう。
このチュートリアルでは、Coopelのヘルプセンターを使ってレッスンを進めていきます。
Coopelヘルプセンターにアクセスするには[URLにアクセス]アクションを使用し、実際にブラウザを操作しながら必要なアクションをシナリオに記憶させていきます。
まずは[URLにアクセス]アクションを使ってCoopelヘルプセンターにアクセスしましょう。
ステップ
2
アクションリストの[URLにアクセス](①)をクリックします。
(②)の位置に、[URLにアクセス]のアクションが配置されます。
ステップ
3
[URL]のプロパティにCoopelヘルプセンターのURL(https://coopel.ai/help-center )を入力します。
ステップ
4
[要素選択を開始](①)をクリックします。別画面でブラウザが起動してCoopelヘルプセンターのWebページ(②)が表示されます。
別画面でブラウザが起動しない場合
別画面でブラウザが起動せず以下の画面が表示された場合は、Coopel Selector Helperがインストールされていません。「Coopel Selector Helperをインストールする」の手順4以降を参照してインストールを完了してから、もう一度[要素選択を開始]をクリックしてください。
Coopelではステップ4で起動したブラウザでCoopel Selector Helperを使って、アクションをシナリオに記憶させることができます。
ここでは起動したブラウザに表示されたCoopelヘルプセンターの検索欄に「Excel」と入力して検索し、検索結果の画面でヒットした件数を取得するという作業をCoopel Selector Helperを使ってシナリオに記憶させてみましょう。
ステップ
5
「Excel」というキーワードを検索するために、ステップ4で表示されたCoopelヘルプセンターの画面で検索欄(①)にカーソルをのせます。検索欄が青くハイライトされてアクションが設定できるようになります。
検索欄をクリックして、表示されたメニューの[画面に情報を入力](②)をクリックします。
ステップ
6
表示された入力画面の[入力内容](①)に「Excel」と入力し、[決定](②)をクリックします。
検索欄に「Excel」(③)と表示され、シナリオにも[画面に情報を入力]アクション(④)が追加されます。
ステップ
7
続けて、検索結果を表示するためにブラウザで検索ボタン(①)にカーソルをのせて青くハイライトさせてクリックし、表示されたメニューの[クリック](②)を選択します。
ステップ
8
Coopelではクリック操作の種類は複数あります。ここでは通常のクリック(①)を実行したいため表示された画面の状態のまま[決定](②)をクリックします。
クリックの操作がブラウザ上で行われて、検索結果のページが表示されます。
シナリオにも[クリック]アクションが追加されます。
ステップ
9
カーソルを動かして以下のように件数全体が青くハイライト(①)されたらクリックし、表示されたメニューの[画面から情報を取得](②)をクリックします。
ステップ
10
選択した範囲の値を取得するために、表示された画面で[決定]をクリックします。
シナリオにアクションが3つ追加されていることを確認できます。
ステップ
11
右上の[開発画面に戻る]をクリックしてブラウザを閉じ、シナリオ作成画面に戻ります。
シナリオが正しく実行できるかどうか確認してみましょう。
シナリオを実行すると、各アクションの実行結果を確認することができます。
ここでは「Excel」というキーワードで検索結果の件数が取得できているかどうかを確認してみましょう。
ステップ
13
[画面から情報を取得]アクションをクリックします。
実行結果が表示されます。
ステップ
14
表示された実行結果をスクロールし[実行後]の[結果]にステップ9で選択した検索結果の「85件」が表示されていれば、件数を正しく取得できています。
※結果に表示される件数は、シナリオ実行時の件数になります。
応用レッスン