広告業界・マーケティングといえば華やかで楽しそう!というイメージをもつ方も多いのではないでしょうか。しかし 実際には、人手不足が深刻かつ業務量が多く、現場は非常に忙しい状態です。
そこで、「RPA」によって単純作業は自動化し、本来注力すべきマーケティングの作業に時間を作りませんか? この記事では、広告業界の動向からRPAの活用シーン・事例までご紹介します。
【目次】
広告業界の動向・深刻な人手不足
近年、広告・マーケティング業界では慢性的な人手不足が深刻化しています。
人手不足の理由
過酷なスケジュール
クライアントの意向が最重要になり、決めた期日までに広告を作成しマーケティングを立案しミーティング等をしなければなりません。
仕事量が多い
客先訪問・書類作成・社内会議・作品の確認など複数のタスクを同時にこなします。また、SNSや動画広告・運用型広告など媒体の多様化により、担当者が扱うチャネル数が増加しています。
RPAとは

RPAとは、「Robotic Process Automation(ロボティック・プロセス・オートメーション)」の略で、パソコン上の定型業務を自動で実行するソフトウェアのことです。データ入力やレポート作成など、普段の定型業務をRPAが代わりに自動で行うことで、業務効率化・ミスの削減・作業時間の短縮・人員削減が可能になります。
RPAに向いている業務は以下のようなものです。
「定型化されている業務」
「繰り返し行われる業務」
「大量データを扱う業務」
「複数のサービスやツールを使う業務」
RPAに向いている業務について詳しくはこちらのコラムをご覧ください。
▷RPAに向いている業務、向いていない業務
マーケティング業務では、クリエイティブな業務だけでなく、人の判断が原則不要な単純な作業も多く、これらをRPAに任せることで、本来注力すべき業務に時間を割くことができます。
デジタルマーケティング業務でのRPA活用例

- データ集計
複数の広告ネットワークの管理サイトから期間指定で実績データをダウンロードし、顧客報告用フォーマットに修正
- 情報収集
特定のサイトの画像データのダウンロードやスクレイピング
- レポート作成
リスティング広告の掲載結果をダウンロード→検索ワードやコンバージョン数などの必要な項目のみをスプシに記載
活用事例・何時間削減されたか
ソウルドアウト株式会社様:月間1000時間削減
【活用業務内容】
主にオペレーション部門がCoopelを活用しています。広告施策の運用、マーケティングデータの集計・分析、レポート作成、入稿作業など、効率化と品質管理を担う重要な役割を果たしています。また、各媒体から広告データをスプレッドシートに落とし込み、エラー時はSlackチャンネルに通知されるようにしています。
【自動化してよかったこと】
導入前に比べ作業時間や負荷が減り、広告効果の分析や提案書作りなどのコア業務に集中できるようになったことが特によかった点です。
株式会社ワンスター様:月間1000時間削減
【活用業務内容】
運用型広告のプラットフォームからパフォーマンスデータを収集してスプレッドシートに転記してレポート化する業務をRPAに任せています。また、ツール間のデータ移管やデータ連携があります。分析の際に、媒体側の管理画面の数値と計測ツールの数値両方が必要であり、このデータを1つの画面で確認したいため、RPAを使ってBA(ビジネスアナリティクス)ツールのダッシュボードに移管する、という業務です。
【自動化してよかったこと】
今まで連携が難しかったツール同士が簡単に連携でき、レポーティング業務の作業時間を大幅に削減できました。さらにメンテナンスやシナリオのコピーも楽にできるため、操作の難易度が低く、全社的にCoopelの利用が浸透しています。
アナグラム株式会社様:毎日180分削減
【活用業務内容】
毎朝のレポーティングのサポート業務です。広告データの管理画面からのCSVダウンロード、Excel・スプレッドシートへの貼り付け作業を自動化しています。
【自動化してよかったこと】
作業自体をRPAが行うことで、人間は他の業務やチェックの時間を確保でき、クライアントへ提供するサービスの質向上に貢献できました。
デジタルマーケティングならクラウド型サービスとの相性が良い

実際にRPAを導入しよう!といっても、種類が多くて何を選べばいいか分からないという方が多いです。RPAには、クラウド型とデスクトップ型の2種類があり、デジタルマーケティングなら断然クラウド型との相性が良いです。
クラウド型RPAとは、クラウドサービスとして提供されるRPAツールで、自動化できる範囲は主にブラウザ上の操作となります。シナリオの編集から実行まで、すべてクラウド上で完結することが特徴です。
クラウド型RPAのメリット
- RPA稼働中も同じ端末で他の作業ができる
- インターネット環境があれば、場所や端末問わず開発・実行が可能
- ウェブ上の管理画面で一元管理ができる
なぜクラウド型RPAとデジタルマーケティングの相性がいいのか?
- デジタルマーケティングの業務は広告運用・データ分析・ツール操作など、ほとんどがブラウザやクラウド上で完結している
- 広告・分析・ツール操作などをチームで進めることが多いため、クラウド型なら場所や端末を問わず開発・実行ができ、ウェブ上の管理画面で一元管理できることで共有や連携がしやすい
クラウド型とデスクトップ型の違いについて詳しく知りたい方はこちらをご一読ください。
▷タイプ別RPA徹底比較:クラウド型vsデスクトップ型
最後に
ここまで、マーケティング業務でのRPA活用事例をご紹介しましたが、実際に効果を感じるには自社の業務に置き換えて試すことが大切です。
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また、こちらの記事も合わせて読むと、初心者でも迷わずにRPAを試せる方法や、ツール選びのコツがわかりますので、ぜひご一読ください。
RPA導入まず何をしたらいいか分からない方へ
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