コラム
2025年6月5日
業務効率化や生産性向上を目的として企業で導入されるRPA。「種類もサービスも多岐に渡り、何が自社にとってベストなのかわからない!」という方へ、クラウド型とデスクトップ型はどう違うのか、どちらが何に適しているのかなどを解説します。
※この記事ではサーバー型については言及しません。
まずは、クラウド型とデスクトップ型の違いを大まかに説明します。
クラウドサービスとして提供されるRPAツール。自動化できる範囲は主にブラウザ上の操作となります。シナリオ編集も、実行も、クラウドで完結することが特徴です。
クラウド型のメリット
クラウド型のデメリット
パソコンにインストールして、そのパソコンで自動化したい内容の開発・実行・管理を行うRPAツール。端末の中にインストールされているものの自動化に適しています。
デスクトップ型のメリット
デスクトップ型のデメリット
多くの企業でハイブリッドまたはフルリモートワーク環境が整備されていますが、その場合はどの端末からも開発・実行環境へアクセスできるクラウド型RPAがおすすめです。運用やバージョン管理もすべて一元で行われるので、例えば情報セキュリティ部門の担当者がリモートワーク環境下にいても問題ありません。複数のメンバーが同じ環境に入れるため、属人化を防ぎやすいという点もクラウド型の特徴です。
デスクトップ型でも、RPAツールの利用が属人化していてその人の端末でのみ行う、という場合は、リモート環境下でもRPAツールがインストールされているパソコンさえあれば開発・実行が可能となります。ただし、デスクトップ型の場合、RPAが稼働している間は他の作業ができなくなるため注意が必要です。
クラウド型のデメリットとして、パソコン端末にインストールされているツールにはアクセスしづらいという点があります。RPAは、ERPシステムやSFA/CRMシステム、経理・会計システム、勤怠管理システムなどと相性がよく、これらツールで繰り返し行われるデータ入力や転記などの作業に用いられることが多くあります。このようなツールをクラウド上でなく、パソコン端末にインストールして利用している場合は、それを自動化するためにはデスクトップ型RPAが必要となります。
また、金融などオフライン環境が必須な業界でもクラウド型は適していません。
反復作業に多く用いられるExcel(エクセル)ファイル。RPAとの相性も良いと言われており、ブラウザ上の操作を基本とするクラウド型RPAでもExcelファイルの操作には対応しているケースがあります。
クラウド型RPAサービス「Coopel(クーペル)」は、クラウド型でありながらローカル実行が可能。ExcelやCSVファイルの操作や、端末上のファイルの操作にも対応しています。Excelの作業が多く、その作業を自動化したい、という場合も問題ありません。
クラウド型RPAとデスクトップ型RPAの違いで最も注目すべきは、環境による制約と、運用コストです。リモート環境やマルチ拠点での自動化には、クラウド型が適しています。
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