業務効率化や生産性向上を目的として企業で導入されるRPA。「種類もサービスも多岐に渡り、何が自社にとってベストなのかわからない!」という方へ、クラウド型とデスクトップ型はどう違うのか、どちらが何に適しているのかなどを解説します。
※この記事ではサーバー型については言及していません。
【目次】
- クラウド型とデスクトップ型の違いを理解する
- リモートワーク環境下ではクラウド型が優位
- オンプレミス型のサービスを使っている場合はデスクトップ型がおすすめ
- クラウド型RPAでも一部ローカル実行が可能なことも!
- まとめ
クラウド型とデスクトップ型の違いを理解する
まずは、クラウド型とデスクトップ型の違いを大まかに説明します。
クラウド型RPAとは
クラウドサービスとして提供されるRPAツール。自動化できる範囲は主にブラウザ上の操作となります。シナリオ編集も、実行も、クラウドで完結することが特徴です。
クラウド型のメリット
- RPA稼働中も同じ端末で他の作業ができる
- インターネット環境があれば、場所や端末問わず開発・実行が可能
- ウェブ上の管理画面で一元管理ができる
クラウド型のデメリット
- オフラインでは利用しづらい
- インストール型のサービスの自動化には対応していない
- インターネット障害時には停止リスクがある
デスクトップ型RPAとは
パソコンにインストールして、そのパソコンで自動化したい内容の開発・実行・管理を行うRPAツール。端末の中にインストールされているものの自動化に適しています。
デスクトップ型のメリット
- オフラインでも作業ができる
- データが社内に溜まるため、コンプライアンス対応がしやすい
- インストール型のサービスと連携した自動化も可能
デスクトップ型のデメリット
- 稼働中はパソコンで他の作業ができなくなる
- 一元管理ができず、端末ごとに環境構築やバージョン管理などが必要となる
- 拠点拡大やリモートワーク時に活用しづらい
リモートワーク環境下ではクラウド型が優位
多くの企業でハイブリッドまたはフルリモートワーク環境が整備されていますが、その場合はどの端末からも開発・実行環境へアクセスできるクラウド型RPAがおすすめです。運用やバージョン管理もすべて一元で行われるので、例えば情報セキュリティ部門の担当者がリモートワーク環境下にいても問題ありません。複数のメンバーが同じ環境に入れるため、属人化を防ぎやすいという点もクラウド型の特徴です。
デスクトップ型でも、RPAツールの利用が属人化していてその人の端末でのみ行う、という場合は、リモート環境下でもRPAツールがインストールされているパソコンさえあれば開発・実行が可能となります。ただし、デスクトップ型の場合、RPAが稼働している間は他の作業ができなくなるため注意が必要です。
オンプレミス型のサービスを使っている場合はデスクトップ型がおすすめ
クラウド型のデメリットとして、パソコン端末にインストールされているツールにはアクセスしづらいという点があります。RPAはERPシステムやSFA/CRMシステム、経理・会計システム、勤怠管理システムでの定型作業と相性がよく、これらツールで繰り返し行われるデータ入力や転記などの作業に用いられることが多くあります。このようなツールをクラウド上でなく、パソコン端末にインストールして利用している場合は、それを自動化するためにはデスクトップ型RPAが必要となります。また、オフライン環境が必須な業務でもクラウド型は適していません。
クラウド型RPAでも一部ローカル実行が可能なことも!
反復作業に多く用いられるExcel(エクセル)ファイル。RPAとの相性も良いと言われており、ブラウザ上の操作を基本とするクラウド型RPAでもExcelファイルの操作には対応しているケースがあります。クラウド型RPAサービス「Coopel(クーペル)」は、クラウド型でありながらExcelやCSVファイルの操作や、端末上のファイルの操作にも対応しています。Excelの作業が多く、その作業を自動化したい、という場合は利用の候補になります。
まとめ
クラウド型RPAとデスクトップ型RPAの違いで最も注目すべきは、環境による制約と運用コストです。リモート環境やマルチ拠点での自動化には、クラウド型が適しています。クラウド型RPAでありながら、一部ローカル実行も可能なCoopelは、業界最安水準の月額12,800円(税別)から!30日間の無料トライアルもあるので、一元管理ができるクラウドをベースに、必要に応じてローカル実行に切り替えてRPAの「いいとこ取り」をお試しください!
