Coopelで作成したシナリオの実行方法には「クラウド実行」と「ローカル実行」の2種類があります。
ここでは「クラウド実行」と「ローカル実行」について説明します。
Coopelが提供するクラウド環境上でシナリオを実行することを「クラウド実行」といいます。
クラウド実行は主に、クラウドサービスの操作などインターネット上で完結する作業をCoopelに操作させたい場合に使用します。
Coopelデスクトップアプリケーションを起動すると、以下のようなシナリオもクラウド実行できます。
自分のパソコン上でシナリオを実行することを「ローカル実行」といいます。
ローカル実行は社内ネットワークからのみアクセスできるWebサイトをCoopelに操作させたい場合や、ブラウザ関連アクションの実行時に実行状況を確認したい場合に使用します。
※ブラウザ関連アクションの実行状況の確認方法は「①[ブラウザの画面を表示]」を参照してください。
ローカル実行を使用するシナリオ
以下のようなシナリオの場合にローカル実行を使用してください。
※ ローカル実行でも定期的にシナリオを実行する予約実行ができます。詳しくは「実行予約を追加画面」を参照してください。
ローカル実行の方法については「クラウド実行/ローカル実行の方法」を参照してください。
ここではシナリオ作成画面でクラウド実行/ローカル実行を選択する方法と、オプション設定について説明します。
[実行]の右側にある(3点ボタン)をクリックして表示される[ローカル実行]のスイッチを切り替えることで、クラウド実行/ローカル実行を選択できます。
[ローカル実行]のスイッチをオンにして[実行]をクリックするとシナリオがローカル実行され、オフにするとクラウド実行されます。
[ローカル実行]のスイッチをオンにしてメッセージが表示された場合
ローカル実行をするにはCoopelデスクトップアプリケーションが必要です。
インストールしていない場合などは以下のメッセージが表示されます。
ローカル実行する場合は以下のいずれかの対応をしてください。
必要に応じて以下のオプション(①~③)を設定できます。
①[ブラウザの画面を表示]
ローカル実行の場合にのみ選択できるオプションです。オンにすると、ブラウザ関連アクションの実行時に別画面が起動し、実行状況を確認することができます。
②[終了時にブラウザを閉じない]
[ブラウザの画面を表示]のスイッチをオンにすると、選択できるオプションです。オンにすると、ブラウザ関連アクションの実行時に表示された別画面が、シナリオ実行終了時に閉じなくなります。
③[高速モードで実行]
オンにすると、ブラウザ関連アクションの実行時に行われる画面キャプチャ処理がスキップされ、シナリオ実行速度が速くなります。