コラム
2026年5月27日
「このアクション、どう設定すればいいんだっけ?」「ヘルプページのどこに書いてあるんだろう……」RPAツールを活用する中で、このような経験はないでしょうか。
シナリオ作成の途中でわからないことが出るたびに、ドキュメントを検索したりサポートへ問い合わせのメールを書いたりと、本来の作業から手が止まってしまう。そんな小さなストレスが積み重なり、ツールの活用が進まないケースは少なくありません。そうした課題を解消するために、CoopelにAIアシスタント機能が追加されました。
Coopel では、これまでも AI チャットボットが機能である程度の回答を得ることができていましたが、AI アシスタント機能では、性能が飛躍的に向上しています。この記事では、新しくリリースされたAI アシスタント機能についての概要を説明します。
【目次】
AIアシスタントは、Coopelの操作画面上から直接呼び出せるAIチャットボットです。Coopelの使い方に特化しており、シナリオ作成中に疑問が生じたその場で質問できます。別のタブでヘルプページを開いたり、問い合わせフォームを探したりする手間なく、作業を続けながらサポートを受けられるのが特徴です。
AIアシスタントは、一般的な汎用AIアシスタントとは異なり、Coopelの機能や操作方法に絞って回答します。「Excel で取得したデータの件数を知りたい」といった具体的な疑問に対して、Coopelの仕様にもとづいた回答を得ることができます。
シナリオの作成方法に関する質問だけでなく、料金プランに関する質問、設定に関する質問、発生したエラーメッセージに関する質問など、Coopel に関する質問も可能です。
【使用例①】
質問:「メールの添付ファイルを Google Drive に保存したい」
回答内容:シナリオ開発に必要なアクション、作成手順、ヘルプセンターの参考記事

【使用例②】
質問:「特定サイトでファイルをダウンロードしたい」
回答内容:シナリオ開発に必要なアクション、アクションの設定手順、ヘルプセンターの参考記事

AIアシスタントの大きな特徴が、現在選択しているアクションを自動的に認識した上で回答してくれる点です。たとえば「Microsoft OneDriveからファイルを取得」アクションを選択した状態で質問すると、そのアクションの設定手順や注意点、出力内容まで的確に説明してくれます。「何について聞いているか」をユーザー側から説明しなくていいため、スムーズにやり取りが進みます。
AIアシスタントに質問した内容は AI 学習には使用されず、第三者に漏れることはありません。
Coopel では、これまでもチャットボット機能が存在しておりましたが、AI アシスタント機能では、チャットボット機能と比較して精度が飛躍的に向上しております。従来のチャットボット回答精度が75点とすると、AI アシスタント機能では、94点の回答精度となっており、より具体的で的確な回答が可能になりました(当社基準)。
以下は「複数のCSVファイルをシートにしてspreadsheetを作ることはできますか?」という質問を従来のチャットボットとAIアシスタント両方に行った結果です。
従来のチャットボットだと質問内容によっては回答が曖昧な場合がありました。

今回リリースしたAIアシスタントでは、使用アクションやシナリオの設定手順などより具体的な回答が得られます。

たとえば、シナリオ作成中に「Microsoft OneDriveからファイルを取得」アクションをシナリオに追加したとします。設定方法がわからなければ、そのアクションを選択したままAIアシスタントに「このアクションの使い方を教えてください」と入力するだけです。
すると、アカウントの連携方法・ファイルの選択方法(画面で選ぶ方法/パスで指定する方法)・アクションの出力内容など、必要な情報がまとめて返ってきます。ヘルプページのURLも合わせて案内されるため、さらに詳しく調べたい場合もスムーズです。
AI アシスタントは現時点では、以下の操作には対応していません。
あくまでも AI による回答であるため、完全に正しいとは限りません。「AI の回答に従って設定しけどうまく動作しない」「回答が不明瞭である」などといった場合には、どのドキュメントを参考にしたかの情報源を AI に聞き、そのドキュメントを参考にすることで、正しい回答に辿り着けることもあります。AIアシスタントで疑問が解消されなかった場合、画面上に「サポートへ問い合わせ」ボタンが表示されるので、最終的にはサポートチームに問い合わせることも可能です。
AIアシスタントは、Coopelをより使いこなすための「サポーター」として活用するイメージが適切です。
AIアシスタントの登場により、Coopelの学習コストや操作中のつまずきが大きく減ることが期待できます。「分からないことに関して精度の高い回答が得られる」環境が整ったことで、より多くの方がCoopelを使いこなせるようになるのではないでしょうか。
ぜひシナリオ作成の際やお困りごとがある際に活用してみてください。