コラム
2025年10月29日
「毎日のメールチェックに1時間以上かかっている」
「どの情報が最新かわからなくなり、確認のための会議が増えている」
こうしたコミュニケーションの非効率さは、チーム全体の生産性を低下させる要因となります。これを改善するには、日々の情報共有をスムーズにする仕組みが欠かせません。
そこで注目すべきが、チームのすべての情報を一箇所に集約できるプラットフォーム「Slack」です。Slackは単なる「ビジネス版LINE」ではなく、仕事の生産性を劇的に向上させる「業務ハブ」です。
この記事を読めばSlackの基本を理解でき、業務自動化ツール「Coopel(クーペル)」との連携によって、あなたの「手作業」そのものをなくす方法までわかります。日々のやりとりを円滑化し、チームの生産性を高めたい方はぜひ最後までお読みください。
まずは、Slack(スラック)の特徴と基本的な機能についてご紹介します。
Slackは、チームの情報を一箇所に集約し、誰もが必要な情報にすぐにアクセスできる「業務ハブ」です。メール、社内SNS、ファイルサーバーなど、各所に分散している情報をSlackにまとめれば、「あの資料どこだっけ?」と探す時間をゼロにすることができます。
Slackの主な特徴として「チャンネル」「強力な検索機能」「拡張性の高さ」の3つが挙げられます。
① 話題ごとに会話を整理できる「チャンネル」
Slackでは、プロジェクトや部署ごとに「チャンネル」を作成できます。まるで部屋のように、各チャンネルに招待された関係者だけで会話できるため、不要な情報に邪魔されることはありません。

② 過去のやり取りを簡単に見つけ出せる「強力な検索機能」
Slackには強力な検索機能が備わっており、キーワード、期間、参加者、ファイルなどで絞り込むことができます。「あの時のPDF資料」「Aさんが言っていた件」などもすぐに見つかり、メールのように埋もれる心配もありません。
③ 様々なツールと連携できる「拡張性の高さ」
Slackは拡張性が高く、普段使っているツールとの連携も可能。Googleカレンダー、Zoom、Trelloなどの通知を集約すれば、Slackを開くだけですべての仕事の状況がわかり、ツールを切り替える手間を削減できます。
Slackの基本的な用語と機能を下表にまとめています。
| 用語 | 機能 |
| ワークスペース | 会社や組織全体のこと メンバーが集まり、情報発信・共有を行う場所 |
| チャンネル (パブリック・プライベート) | プロジェクトや話題ごとの会話スペース 誰でも参加できる公開チャンネルと、招待制の非公開チャンネルがある |
| スレッド | 特定のメッセージに対する返信をまとめる機能 会話の脱線を防ぎ、後から見返しやすい |
| メンション | 「@ユーザー名」で特定の相手に通知を送る機能 「あなた宛てのメッセージ」という意思表示になる |
▼返信内容をまとめる「スレッド」

Slackは他のコミュニケーションツールと比べていくつかの特徴があります。それぞれに良さがありますが、Slackは情報共有の効率化や他ツールとの連携に強みがあり、特にIT・Web業界やスタートアップで広く活用されています。
LINEとの違い
Slackはプライベートとビジネスのやりとりを明確に分けられます。両者が混ざる心配がなく、仕事の情報を整理し効率的に管理できます。
Chatworkとの違い
Slackはカスタマイズ性が高く、外部ツールとの連携も豊富なため、チームごとのワークフローに柔軟に対応できます。自分で絵文字を追加することも可能で、カジュアルなコミュニケーションを取りやすいツールです。
Teamsとの違い
Slackは直感的に操作できるシンプルなUIで、誰でもストレスなく使える点が特徴です。エンジニア文化との親和性が高く、GitHubやJiraなどの開発ツールともスムーズに連携できます。
Slackの機能が中小企業の現場でどう役立つのか、具体的なシーンで見ていきましょう。ここでは、Slackの活用によって日常業務を効率化している事例をBefore/After形式でご紹介します。
【Before】
CCだらけのメール、宛名や挨拶文の作成、ファイル添付のひと手間…。日々のやりとりに時間がかかるうえ、確認漏れや返信遅れも課題になっていた。
【After】
Slackなら必要なチャンネルで要件をメンションするだけ。スタンプ一つで「確認しました」を共有できるため、メール作成の手間や確認漏れがなくなり、情報共有がスムーズになった。
【Before】
「進捗確認のためだけの30分会議」が週に何度もあり、作業時間が圧迫されている状況。業務時間内にタスクが終わらず、作業の遅れや残業も増えていた。
【After】
Slackに作成した各プロジェクトのチャンネルを見れば進捗を一目で把握できるため、確認作業は非同期のテキストのみで完結。本当に議論が必要な時だけ会議を開催すればよく、自分の仕事に集中できるようになった。
【Before】
お客様から注文が入るたびに、その内容をExcelに転記し、在庫管理担当にメールで確認依頼。一連の流れをすべて手作業で行っており、転記ミスや対応漏れが発生していた。
【After】
受発注システムや在庫管理システムとSlackを連携。Slack内の「#受注」チャンネルに注文情報が自動通知され、関係者が即座に状況を把握できるように。在庫僅少の通知もリアルタイムで流れるため、発注漏れや対応遅れを防げている。
【Before】
営業担当・キャリアアドバイザー間での情報共有がメールや口頭で行われ、認識のズレや対応漏れが発生していた。特に口頭でのやりとりは「言った・言わない」になりやすく、重要な情報がチームで共有されないリスクがあった。
【After】
Slackに作成した「#候補者_A様」チャンネルで、選考の進捗状況や面談記録などを一元管理。関係者全員が常に最新情報を確認でき、意思決定がスムーズになっている。過去のやりとりもすぐに振り返れるため、選考の進行管理やフォローアップが効率化された。
【Before】
リモートワークでは、誰が何をしているかわからず、雑談の機会も限られている。常に孤独感があり、チームの一体感を感じにくい状況にあった。
【After】
日々のタスクをつぶやく「#times_自分の名前」チャンネルや、気軽な雑談・相談ができる「#zatsudan」チャンネルをSlack上に作成。リモートの孤独感が解消され、メンバー同士のコミュニケーションも活発になった。
Slackを導入する際は、まず自社の規模や利用目的に合わせて最適なプランを選ぶことが大切です。ここでは、料金プランの違いと導入までの流れをご紹介します。
Slackは無料で使えるフリープランと、機能が拡張された有料プランがあります。本格的に全社導入するなら有料プラン(プロ/ビジネス)が向いていますが、小規模チームや試用であればフリープランでも十分に活用できます。
| フリープラン | 有料プラン | |
| メッセージ履歴 | 直近90日分 | 無制限 |
| 外部ツール連携 | 最大10個 | 無制限 |
| 音声・ビデオ会話 | 1 対 1 のハドルミーティング | グループハドルミーティング |
| AI機能 | なし | 会話の要約、検索、 ワークフロー生成など |
| サポート体制 | なし | あり(24時間年中無休) |
Slackの始め方を3ステップで解説します。
① 公式サイトでメールアドレスを登録する
まずはSlackの公式サイトからメールアドレスを登録し、新規アカウントを作成します。

② ワークスペース名(会社名など)を入力する
次に、下図画面の「ワークスペースを作成する」をクリックし、ワークスペース名(会社名やチーム名など)を入力します。


③ チームメンバーを招待する
②で入力したワークスペースに招待したいメンバーのメールアドレスを登録します。ここでは一旦スキップし、後からメンバーを追加することも可能です。

簡単3ステップでワークスペースが作成されました!
チームメンバーを追加する場合はワークスペース右上のボタンをクリックし、名前またはメールアドレスを入力してください。

Slackでチームの情報共有はスムーズになりますが、外部ツールと連携すれば日々の業務そのものを効率化することができます。そこでおすすめしたいのが、クラウド型RPAツール「Coopel」との連携です。SlackとCoopelを組み合わせることで、毎日の単純作業から手が離れ、あなたは“より重要な仕事”に多くの時間を使えるようになります。
Slackによってチーム内のコミュニケーションを効率化できても、Slackで受け取った情報をシステムに転記したり、Excelにまとめたりする「手作業」は依然として残っています。実はこの「手作業」こそが、生産性向上を阻む“最後のボトルネック”であり、真の効率化には「自動化」が欠かせません。
自動化とは「PC上の繰り返し作業をロボットに任せること」であり、その代表的な仕組みに「RPA」があります。クラウド型RPAツール「Coopel」は、あなたの代わりにPC作業をしてくれる、真面目で働き者のロボットのような存在です。
Coopelなら、Webサイトからの情報収集、Excelへのデータ入力、システム間のデータ連携などを、プログラミング知識ゼロで自動化できます。初心者にやさしく、クラウド型で今すぐ始められるため、中小企業でも導入しやすいのが特徴です。
SlackとCoopelを組み合わせることで、日々発生していた手作業を簡単に自動化できます。具体的にどのような手順で自動化できるのか、ここでは作業別に3つのシナリオ例をご紹介します。
シナリオ例1:ECサイトの売り上げを自動で集計し、作成したレポートをSlackへ投稿する
【課題】
毎日ECサイトの管理画面にログインし、売上データをExcelにコピペして集計。その後、レポートを作成して上長やチームにメールで報告するという、時間と手間のかかるルーティン作業が発生していた。
【自動化の流れ】
シナリオ例2:問い合わせフォームの内容を、Slack通知と同時に顧客リストへ自動転記
【課題】
Webサイトから問い合わせが入るたびに、手作業で顧客管理システム(CRM)に登録していた。転記ミスや登録漏れが発生したり、処理が遅れて返信が後回しになったりと、データ入力の正確性と対応スピードに課題があった。
【自動化の流れ】
シナリオ例3:毎日の業務報告をSlackで受け取り、Excelの進捗管理表へ自動で記録
【課題】
各メンバーがそれぞれ個別にSlackで日報を提出。人によって投稿のタイミングが異なるうえ、マネージャーはそれらを一つずつ確認してExcelにまとめる必要があり、多くの時間と手間がかかっていた。
【自動化の流れ】
「自動化」と聞くと、専門的な知識や技術がなければ始められないと思う方も多いでしょう。しかし、上記のようなSlackとの連携・自動化も、Coopelならマウス操作だけで簡単に設定できます。コードを書く必要は一切なく、プログラミング知識も不要です。手作業に追われがちな中小企業こそ、ぜひ取り入れていただきたいツールです。

Slackは、チームのコミュニケーションを効率化する強力なツールです。しかし、本当の生産性向上は、その先の「作業の自動化」にあります。SlackとCoopelを連携すれば、日々の入力や集計、報告などの定型作業が自動化され、チーム全体の生産性をさらに高めることができます。
Coopelでは、今回ご紹介したような自動化をリスクなく試せる無料トライアルをご用意しています。登録はたった1分で完了、クレジットカードも必要ありません。まずは30日間のトライアルで、あなたの「面倒な作業」がなくなる未来を体験してみませんか?