お客様事例
2025年10月10日
「会社の成長を加速させる中小企業の人事部になること」をミッションに掲げ、社会保険労務士業務や給与計算業務のほか、システム導入から運用まで、中小企業の労務周り業務を一貫してサポートする社会保険労務士法人アーツ。顧客の希望に合わせて活用するクラウドシステムは、勤怠や給与など労務に関するものなんと10種類以上!テクノロジーと専門知識を組み合わせて徹底的な効率化を図っています。
今回は、Coopelの導入を決定した代表社員の石川さんと、実際に業務でご活用いただいているバックオフィス担当の石井さんにお話を伺いました。
代表社員 石川 誠也さん
バックオフィス 石井 千夏さん
石川
社会保険労務士法人アーツは、10名中7名が社会保険労務士または社会保険労務士試験の合格者で、専門家が集まったチームです。勤怠や給与などの労務に関するクラウドシステム(SaaS)を10種類以上活用しており、お客様の希望に合わせて適した運用を提案しています。

石川
提供するサービスとしては、社会保険労務士業務や給与計算業務のほか、システム導入から運用まで労務周りのことを一貫してサポートしています。最近はシステム運用のサポート業務を拡大し、従来お客様が自社で対応していた勤怠の締めや個別の従業員の方とのやりとりまでアウトソースしていただける体制をとっています。 また、全スタッフがフルリモートかつフルフレックスで働くなど、自社で積極的に新しい取り組みも実践しています。この運用経験を活かし、お客様の柔軟な働き方の導入サポートも行っています。
石川
私は代表社員です。財務や人事のほか、営業戦略なども私の仕事です。それから、社内の各種業務システムの導入や設定、運用なども担っています。
石井
私は、主に事務的なことを担当しています。社会保険など、手続きに関わる部分もいくつか担当していますが、業務の多くは手続き完了後の書類のダウンロードと保存管理などです。入社当初は郵送業務などもありました。あとは請求書の発行や送付なども私の業務です。
石川
元々、特別なスキルが必要ない業務がある程度ありました。具体的には、例えば社会保険や労働保険の手続き後に発生する公文書の保存やリネーム作業、給与計算確定後の出勤簿や給与明細などのダウンロードですね。
取引先が増えるにつれそのような作業的業務も増えていき、今後さらに増加することが見込まれたため、人に頼らない方法を考えていました。
石川
1年半ほど前です。RPAという方法は以前から知っていたのですが、導入費用が高いものが多くて躊躇していました。その頃、ちょうど知り合いの社労士でCoopelを使っている方が登壇するオンラインセミナーがあったんです。参加後、すぐにCoopelを導入することを決めました。
石川
まずUI(ユーザーインターフェース)が操作しやすそうで、これならできそうだなと思いました。それから、他のRPAサービスも調べていたので、類似のシステムの中でも圧倒的に導入コストが低いということに驚きました。決め手はこの2点ですね。
私がRPAを最初に知ったのは、7年程前、おそらくRPAがビジネス市場に出始めた頃かなと思います。当時私は税理士事務所にいました。当初はRPAというとすごく大掛かりで、費用も100万円など高額な上に導入も運用も外部に依頼する方式でした。導入や運用をアウトソースしてしまうと、細かいメンテナンスができないんですよね。それに、どの業務がRPAで自動化できるかといった知見も社内に蓄積できません。だから、私はRPAに対して否定的なところがありました。
ところがCoopelは導入でも運用でもハードルがめちゃくちゃ低いじゃないですか。自社で継続的に使用できる。他社は「導入するためにサポートします!」「シナリオもこちらで作りますよ!」という感じだったのですが、Coopelはサポートの方の対応やヘルプセンターなどからも分かる通り、とにかく現場の担当者がシナリオを作るということを大切にしている。やろうとしている方向が他のシステムと違ったんです。

石川
まず、一番自動化すべき業務を担っていただいている石井さんに「ちょっと使ってみてください」と声をかけました。普段、社内で使うツールは基本的に私が導入から設定まで行うのですが、ちょうど忙しいタイミングだったので、アカウントを作成後にほとんど触ることなくお声がけしてみたんです。
石井
当初私はRPAというもの自体知らなかったので、まずは「RPAとは」という部分について本を読んだりネットで調べたりしました。その上で実際使ってみたら、やりやすかったのでできた、という感じです。
石井
いえ、実はそれがそうでもなくて。今でこそ自分でイチからシナリオを作ることができますが、チュートリアルを終えた後、最初に優先度の高かった複雑なシナリオに取り組んでしまったんです。なので、それが出来上がって運用が軌道に乗るまでに1か月くらいかかりました。 今考えると、初心者がいきなり取り掛かる自動化ではなかったですね。オフィスステーションという、公文書や社会保険手続きをするWebサービスがあるのですが、そこで発行された公文書をダウンロードして保存する、という作業を自動化しました。まずはIDとパスワードでログインして、そこからページが何ページにも分かれているので何度もページを遷移して、最後に格納先とファイル名も指定する、という一連のシナリオを作りました。

石井
はい、サポートの方々にはチャットやメールでかなりお世話になりました!繰り返し作業や条件分岐などはサポートしていただきました。
Coopelのサポート体制は、非常に充実しています。チャットボットは些細な不明点の解決に向いていて、24時間対応なので助かっています。少し複雑な相談になった場合はメールを送っています。メールで直接回答していただけるのですが、レスポンスがとても早く、複数の解決策をご提示いただけるので、その日のうちに解決できることも多いです。技術的な課題で作業が止まってしまうということがほとんどないので、安心してシナリオ作成に取り組めています!
石井
全体としては、毎月40〜50時間程度効率化できています。例えば毎日の業務でいうと、社会保険や雇用保険の公文書ダウンロードとPDF変換作業で1時間、手続きの進捗確認とエラー通知作業で1時間費やしていたのですが、これらはすべて自動化できました。ほかにも毎月発生する業務として、請求書作成からその送付、口座振替システムの登録、会計登録までの一連の作業が毎月3時間程度の業務として発生していましたが、これも自動化できました。あとは個別書類のダウンロードや資格取得届の作成など、不定期に発生するものも自動化しています。
石井
はい。弊社の扱うクラウドサービスの中でも、利用量や頻度の高いものをCoopelと連携して自動化しています。具体的には、freee、マネーフォワード、KING OF TIME、HRMOS、オフィスステーション、他にもSlackやGoogle Driveも連携しています。
石井
はい。定型業務から解放されて、逆にRPAでの自動化はできない給与計算や、他の付加価値の高い業務に集中できるようになりました。それから、手作業によるミスリスクが大幅に軽減されたのも大きなメリットだと感じています。例えば、公文書のダウンロードと保存、と一言で言っても、手作業の場合はダウンロードした公文書一つひとつについて、ファイル名がどの会社のどの手続きのどの方のものか、中身を見て名前をつけて保存します。Coopelでは、ファイル名指定までシナリオに組み込んでいるので、そこまで完全に自動かつ正確にできるんです。
他にも、請求書を送付する業務では、宛先はシステムに登録されているのでミスが発生することはありませんが、手作業で入れないといけないccなどがあると、送付ミスが起こることもあります。なので、自動化できていると安心です。
石川
口座振替の設定も自動化していますよね。
石井
はい。口座振替のシステムに金額を入れる際、その金額も他のシステムから画面上でwebスクレイピングして取得しています。自動化したことで、より正確で安定した業務処理が実現できています。
石川
これから事業拡大を進めていくにあたって、定型業務を自動化できたことは非常に大きいです。Coopelを稼働させるだけなので、これから取引先が増えても自動化できた定型業務にかかるはずであった工数が削減できます。

石井
セレクターへルパーは常に使っています!ブラウザの動作を再現するだけで感覚的かつ簡単にアクションを配置できるので、イチからシナリオ設計する必要がなく、実際のブラウザ操作をそのまま自動化できる点が素晴らしいです。私はシナリオを新規作成する時、まず「URLにアクセス」、それから「スクレイピングを開始」という感じで、ほぼ必ず使っています。普段の業務をトレースするような形でできるので、プログラミング知識がなくてもシナリオが作成できるというのがありがたいです。
それから、Googleワークスペースとの連携も重宝しています。社内ではタスクや顧客情報をスプレッドシートで管理しているので、シナリオの最初に必ずスプレッドシートを開きます。公文書のエラーが出た場合も、Coopelがそのエラーをスプレッドシートから読み取ってSlackに通知してくれるので迅速に対応できます。Googleワークスペースはかなり活用しているので、私たちにはこの連携機能が欠かせません。
石井
私がCoopelを使って一番感動したことが、ITの知識がなくても、チュートリアルなり動画なり、サポートとのやりとりなりを通して、小さな成功体験を積み重ねて業務を効率化していけることです。ヘルプセンターにある動画も「こんな時、どうしたらいい?」という観点で作られているものがたくさんあって、すごくよく見ています。少しずつできることが増えて、それが自分の仕事の効率化につながる。仕事がどんどん楽しくなります。それをCoopelが実現させてくれたことが、本当にありがたいです!
石井
そもそも社内では常にツールの活用方法などで「こうするといいよ」「こういうのが便利だよ」という知識の共有がとても活発的に行われています。石川さんを筆頭にいろんな方がそうやっていることから、常に新しいものへの感度が高いことがわかり、私も勉強しなきゃと思わせてくれるんです。
石川
本当に、みなさんすごいです。笑 私は直接お会いしたことのある方もいますが、ほとんどの方はお互い直接会ったことがないという方ばかりなんですよ。
石井
バーチャルオフィスがあるので、できるだけそこに行くようにしています。バーチャルオフィスにいる時は、基本的には話しかけて良いことになっているので、気軽に話しかけられるのが嬉しいです。
石川
話しかけられたくない時はそういう設定にできますし、仕事をしている時必ずバーチャルオフィスに行かなくてはいけないということもありません。

石川
はい、先日も全社ミーティングでCoopelを使った業務について話したばかりです。導入効果が目に見えてわかるため、社内での評価は非常に高いですね。最近では何か面倒な作業や時間のかかる定型業務が発生すると「とりあえずCoopelで自動化できないか」という発想が社内で定着しています。
石川
現在は石井さんがメインユーザーで、もう1名が不定期で使用している状況なのですが、今後は他の業務への展開や、他のスタッフへの利用拡大も検討しています。さらなる効率化を図っていきたいと考えています。
石川
ITの専門知識がなくても業務効率化を実現したい方に、特におすすめします。具体的には、限られた人員で多くの業務を抱えている小規模事業者や、士業事務所。定型業務が多く正確性が求められる業務を担当している方は活用できると思います。
石井
特に、「プログラミングはわからないけれど、なんとか効率化したい」と考えている方には最適だと思います!
Coopelの活用で効率化と正確性の両方を実現されている社会保険労務士法人アーツ。石井さんが「ITの知識がなくても、小さな成功体験を積み重ねて業務を効率化していける」と、とても楽しそうにお話しされる姿が印象的でした。完全リモートの就業環境でありながら知識や情報の共有が活発な文化を作り上げ、企業ビジョンである「テクノロジーと専門知識を活かし、楽しく、充実した働き方を実現できる世界へ」を自社からしっかり実現させていることがお二人のお話から伝わります。今後も、事業を拡大しながらさらなる効率化を目指す道をCoopelも伴走させていただきます!