Coopelを初めて触ってみてのご感想をお聞かせください。
小林 外資系大手ベンダーのRPAを何度も触ったことがありますが、それらと比べても一番取っ付きやすかったですね。外資系RPAの場合は専門的な用語が画面上にズラッと並んでいるため、何かアクションを起こす際やシナリオを組もうとするとき、一瞬考え込んでしまいます。
それに対してCoopelの場合、日本人に伝わりやすい言葉で操作説明が書かれていたり、必要な機能が整理されていたりと、直感的な操作ができました。私自身まったくプログラミングの経験がないのですが、Coopelのデザインは非エンジニアでもマニュアルなしで操作できるように設計されていると感じます。
また、RPAを設定していく場合には「変数」の定義は避けては通れず、RPA未経験者が特につまずきやすいポイントだと思います。他社のRPAであれば、プログラミングの知識がなければ難しいと思うのですが、Coopelでは変数の定義が不要な点に驚きました。
それでも操作が分からないことがあれば、画面右下にあるチャットサポートをよく活用していました。レスポンスが本当に速く、かなり助けていただきましたね。
Coopelで自動化された業務について教えてください。
小林 導入して1年ほどが経ち、Coopelでシナリオを設定した業務はおよそ26件になります。
Coopelを導入してまず初めにシナリオを設定した業務が、ZAC導入後に毎月発生する保守費用の請求業務です。また、その他の毎月同じ内容、同じ金額の請求書の発行業務にも導入しました。
ZACは毎月同じ請求業務が発生するサブスクリプション型のサービスですので、RPAとは親和性が高かったと思います。お客さま情報を手作業で入力し、ほぼ同じ内容の請求書を毎月200件も発行していましたが、今では実行ボタンを押すだけで完了する仕組みになっています。