Coopel導入の経緯を教えてください。
杉村 業務改善のためにRPAツールを探していました。これまで社内で独自に業務改善ツールを開発し、利用していたのですが、利用現場からツールの改修要望があっても、われわれエンジニアが改修作業にリソースを投下することができず、後回しになっていました。そこで、エンジニアが手を動かさなくても、使用する人が自分自身でツールを改修したり、設定変更して業務や用途の変更に対応できるようにしたいと考え、RPAツールの導入を検討するようになりました。
さまざまなRPAツールの中からCoopelを選択した理由はなんだったのでしょう。
杉村 導入にあたって多くのツールを試してみました。しかし、使いやすいと評判のツールでも、非エンジニアが自分でシナリオを作って運用したり、改修するには難易度が高いと感じました。また、複雑なシナリオを作れるツールもありましたが、コストが高いなど、目指すものとは違っていました。そんな中、トライアルとしてご提案いただいたのがCoopelで、2019年8月から利用しています。シナリオのベースこそエンジニアが作りましたが、その後は利用現場で独自に作成したり、メンテナンスをしたりしています。結果として、利用現場から私たちエンジニアへの質問やツールの改修依頼がなくなりました。他のRPAツールは海外製品なので、ツール内の説明に無理があったり、画面に表示される用語や使い勝手がエンジニアを対象としているようなイメージですが、Coopelはシンプルで分かりやすいと、非エンジニアの利用者からも好評です。