同じ操作を繰り返し実行する

ExcelやGoogleスプレッドシートでの大量なデータの更新や、Webページからの最新ランキングの取得、キーワードを組み合わせた検索など、同じ操作を繰り返す作業を自動化しましょう。
Coopelの繰り返しのアクションを利用すれば、ファイルや、表の各行のデータを連続して更新できるようになります。
繰り返しのアクションを配置すると、アクションBOXが表示されます。アクションBOXの中に配置したアクションが繰り返し実行されます。

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繰り返しのアクションを配置する

Coopelには、同じ作業を繰り返し実行するために、以下の2種類の繰り返しアクションがあります。

  • 各要素について繰り返す
    ExcelやGoogleスプレッドシートの表形式のデータを上から順番に更新するような操作に適しています
  • 指定回数分繰り返す
    Webページでの検索結果を指定した回数・順位まで取得するような、同じ作業を何度も繰り返す操作に適しています。
Important 指定する要素の番号や繰り返しの指定回数は、必ず半角で入力しましょう。全角で入力した場合は、シナリオを実行すると以下のようにエラーになります。

各要素について繰り返す

表形式のデータを上から順番に確認して、検索やデータ更新などの作業を繰り返し実行することができます。たとえば、競合企業の株価を調べるため、あらかじめ用意した会社名の一覧表に対して、Webサイトから株価を検索して表を更新するなど、表データをもとにして検索・更新を行う場合に便利です。
ここでは、株価情報サイトで会社名を検索して、最新の株価を表に記入するシナリオを作成してみましょう。

準備
スプレッドシートで、以下のような表を作成してください。
競合企業株価
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  1. 以下の画面のようにアクションを配置し、「競合企業株価」のスプレッドシートを指定して、繰り返し検索・更新するセルの範囲を設定します。
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     1. [spreadsheetを開く]で、あらかじめ準備したスプレッドシートのアカウントを指定します。
     2. [シートをシートIDで指定]で、シートを指定します。
Tips シートIDは、スプレッドシートのURLのうち、「/edit#git=」以降の文字列です。

 3. [セルをコピー]の[コピー対象のセル]にコピーする範囲を入力します。

続いて、[各要素について繰り返す]を追加して、アクションBOX内に、以下の画面のようにアクションを配置します。
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  1. [各要素について繰り返す]を選択し、手順1-3でコピー範囲を設定したアクションを参照します。
  • [受け取るリスト]:[セルをコピー]を参照します。
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  1. 取得したリストから、「No」と「会社」を取得する操作を設定します。
     1. [リストから要素を取得]で、「No」を取得する操作を設定します。
  • [入力データ]:[各要素について繰り返す]を参照します。
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  • [取得する行または列番号を指定]:取得する要素の番号を入力します。ここでは「0」を入力します。
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 2. 次の[リストから要素を取得]で、「会社」を取得する操作を設定します。

  • [入力データ]:[各要素について繰り返す]を参照します。
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  • [取得する行または列番号を指定]:取得する要素の番号を入力します。ここでは、「1」を入力します。
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Tips アクション名を変更する アクション名は、「リストから要素を取得(No)」や「リストから要素を取得(会社)」のように、そのアクションで取得する要素がわかりやすい名前に変更しましょう。アクション名は、アクションプロパティで変更できます。

要素の番号を指定する
Coopelでは、要素の番号は「0」から始まります。そのため、手順4-1では1行目の要素を取得するために「0」を、次の手順4-2では2行目の要素を取得するために「1」を指定しています。
詳しくは、「配列、ハッシュ」を参照してください。

  1. 株価情報サイトにアクセスして、会社名を検索する操作を設定します。
     1. [URLにアクセス]の[URL]に、株価情報サイトのアドレスを入力します。
     2. [画面に情報を入力]で、株価情報サイトの検索フォームに会社名を入力する操作を設定します。
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  • [ブラウザ]:[URLにアクセス]で入力したURLを選択します。
  • [入力内容]:「会社」を取得した[リストから要素を取得(会社)]を参照します。
  • [要素]:[指定]をクリックして、株価情報サイトの検索フォームを選択します。
     3. [クリック]で、検索ボタンをクリックする操作を設定します。
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  • [ブラウザ]:[URLにアクセス]で入力したURLを選択します。
  • [要素]:[指定]をクリックして、株価情報サイトの検索ボタンを選択します。
  1. 検索結果ページから株価を取得して、スプレッドシートに入力する操作を設定します。
     1. [画面から情報を取得]を設定します。
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  • [ブラウザ]:[URLにアクセス]で入力したURLを選択します。
  • [要素]:[指定]をクリックして、株価情報サイトの株価が表示されている場所を選択します。
     2. [計算をする]と[セルをペースト]で、株価を入力するシートとセルを設定します。
    ここでは、それぞれ以下のように設定しています。
    [計算をする]で、入力するセルを「No」に合わせてひとつずつ移動するように設定しています。
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これで、手順3から手順5を、表の最後まで繰り返すシナリオが完成しました。
「競合企業株価」のスプレッドシートを開いて、競合企業の最新の株価が記入されていることを確認してみましょう。
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指定回数分繰り返す

回数を指定して、Webページのボタンをクリックするなどの同じアクションを繰り返し実行することができます。
たとえば、ブログの記事情報を取得するため、ブログの記事一覧画面を3ページ分キャプチャするなど、Webページでの検索結果を指定した回数・順位まで取得する場合などに便利です。
ここでは、ブログの記事一覧画面をキャプチャして[次のページ]をクリックする操作を繰り返してみましょう。

  1. [URLにアクセス]を配置し、[URL]にキャプチャしたいWebページのアドレスを入力します。
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    続いて、[指定回数分繰り返す]を追加して、アクションBOX内に、以下の画面のようにアクションを配置します。
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  2. [指定回数分繰り返す]を選択し、[繰り返し回数]に繰り返したい回数を入力します。
    ここでは「3」と入力します。
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Tips 必要な繰り返し回数がわからない場合 何回繰り返せば操作が完了するのかわからない場合は、繰り返し回数を大きい値に設定し、終了条件を設定します。 終了条件を設定するには、[条件分岐1]または[条件分岐2]と、[繰り返しを中断]を使用します。 例えば、取得した値が100以上の場合に繰り返しを中断したい場合は、以下のように設定します。
操作の分岐については、「[条件によって操作を分岐させる](33)」を参照してください。
  1. [画面をキャプチャー]で、キャプチャしたい画面の情報を設定します。
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  • [ブラウザ]
    [URLにアクセス]で入力したアドレスを選択します。
  • [オプション]>[全画面を取得]
    [はい]を選択します。記事一覧ページの全体をキャプチャできます。
  1. 手順3で取得したキャプチャ画像を画像ファイルとして保存するため、ファイル名や保存場所を設定します。
    ここでは、部分参照を使って、Webページから取得した文字列をファイル名に設定しています。部分参照については、「前のアクションで取得したデータを利用(参照)する」を参照してください。
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Tips [ローカルにファイルを保存]を使って保存する場合は、ローカル実行で実行しましょう。詳しくは、「ローカル実行とクラウド実行」を参照してください。
  1. [クリック]で、Webページの[次のページ]をクリックする操作を設定します。
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  • [ブラウザ]
    [URLにアクセス]で入力したアドレスを選択します。
  • [要素]
    [指定]をクリックして、[次のページ]を選択します。

これで、ブログの記事一覧画面を3回繰り返しキャプチャして保存するシナリオが完成しました。
手順4で指定した保存先のフォルダを開いて、キャプチャ画像が画像ファイルとして保存されていることを確認してみましょう。
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